ちんころの旅

ちんころです。日々の日常を綴ってみたり。

一発試験4日目(本免技能試験②)

 

 

さて、前回の受験からかなり日が開きました。

 

 

と言うのも、5月末から約10日間の特別休暇消化で妻と新婚旅行へ行ってました。

 

 

新婚旅行の詳細はまた別日に書くとして、約一ヶ月ぶりに筑豊免許試験場へ乗り込みます。

 

 

 

当日はあいにくの雨模様。

受験者は自分を含めて2名。

 

 

今回もまずは後ろに乗り込み、先発の受験者を見守りつつ、路上コースを頭に叩き込みます。

 

 

若い男の子でしたが、特に慌てる様子もなく堂々と運転していました。

 

 

しかし、路上コース終わりがけにトラップが。

 

 

 

・川沿いの片側一車線道路。

・センターラインは黄色。

・歩道はなく、車道の左側を自転車漕いでるおじさん。

 

 

きっと迷ったんだと思う。

 

ウインカーを点滅させ、対向車が来ないか確認しつつ進む試験車。

 

 

しかし、ここは黄色のセンターライン。

迫るチャリとの距離。

追い抜こうとした瞬間、補助ブレーキ。

 

 

「ダメ、危ない。近すぎる」

 

 

確かに自転車と試験車の幅は安全とは言えない距離でした。

 

 

道路交通法では、歩行者の側方を通過する場合について「安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない」と規定していますが、自転車との間隔そのものに関しては規定がありません。

 

 

自転車を含めた車両を追い越す場合の方法としては「できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない」旨を規定しています。

 

 

 

うーん、難しい。

 

 

 

路上試験は様々な出来事が起きます。

 

今回のチャリ抜いていいの問題や、突然子供が飛び出してくる問題。

じぃじ、ばぁばの無理に道路渡ろうとする問題。

 

 

この様なトラップを回避して試験に合格するためには、しっかりと法令遵守する必要があります。

 

 

 

というわけで発着点に戻り、交替です。

 

 

 

当然同じコースを走るわけですが、前回は停車指示が前者とほぼ同じ場所でした

 

 

 

が、今回は違った。

 

 

 

前者は堀池交差点を左折後、ダイレックスを過ぎて二車線になるところで停車指示。

 

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(この辺りで試験官から停車指示)

 

 

 

けど、ぼくの場合はウォッシュハウスを右折して橋を越えた辺りで停車指示。

 

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(左の建物越えたあたりで停車しました)

ここも歩道があるので白線に入って◎

 

 

落ち着いて停車位置を見極めることが大事。

 

 

その後は何事もなく発着点に戻り、一旦降車した後に再び車両に乗り込みます。

 

 

最後の関門・構内の方向転換。

無事にクリアして発着点へ。

 

 

 

「ちんころさん、合格です」

 

 

 

免許を取ろうと奮起して、早60日。

難しいと言われ続けている一発試験ですが、

 

・仮免学科1回

・仮免技能2回

・本免学科1回

・本免技能2回

 

ぼくの場合は筑豊免許試験場に計4日、足を運ぶことで合格することが出来ました。

 

 

 

やれば出来る!!!

ぼくでも受かったのだから、これをご覧になってる皆さんも絶対受かります!!!

 

 

一発勝負の試験。

落ちても諦めず、立ち向かうことが大事!!

 

 

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そんなかんだで、無事に合格通知を発行してもらいました。

 

 

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、合格したから即日免許が発行されるわけではありません。

 

 

最寄りの自動車学校で「取得時講習」というものを受講しなければなりません。

 

 

 

試験場の職員さんから車校のリストを貰ったので片っ端から電話。

 

 

 

どこもかしこも数週間先しか空いてない。

とりあえず最短で行ける自動車学校を抑えました。

 

 

免許取得まであと少しです。

 

一発試験3日目(本免技能試験)

 

午前に行われた学科を無事突破したので、午後からの路上試験に向け、昼休みに妻とエクセルブランチに。

 

ここのごはん、うまい!!

 

お腹を満たした後は、奥さんにお願いして実際の検定コースを走ってもらいます。

 

 

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「ここで停車指示出されたら、歩道があるから白線の中に入って止まれるな」

「ここだと反対車線にバス停あるから気をつけないとな」

「ここは歩道がないし0.75mないから、路側帯に入っちゃダメだよな」

 

 

なんて、ぶつぶつ言いながらコース図に記入。

 

 

「もう一回走ろうか?」

 

 

て、奥さんの優しい気遣いの言葉。

くぅぅぅう、これは絶対合格しなければ。

 

 

 

そんなかんだで、運命のお時間です。

 

 

 

今回の受験者は3名。

そして、3番目なので前者の試験に同乗。

 

 

待合室でハンドル回す素振りをしてずっとイメトレしていたおじさん。

 

めちゃくちゃ上手い。

安心して乗れる。

職員さんが何か記入する素振りもなく試験場へ帰還。

 

その後、場内の縦列駐車へ。

 

完璧でした。

 

 

 

トップバッターの人も合格だったみたいだし、この波に乗りたい!!

 

 

 

「ではちんころさん、どうぞ」

 

 

いざ、出陣。

 

 

 

コースの下見もした上で、試験前に同乗出来たので停車ポイントの目星もついている。

 

 

全てが順調だ。

 

 

 

「はい、ではこの先安全なところで停車してください」

 

 

「はい、停車!承知しました!」

 

 

 

歩道がある場所だったので、バス停や交差点を避け、安全なところで白線内に車を寄せて停車、、、、

 

 

 

ん?

 

 

 

いま乗り上げたくね?!?!

 

 

 

 

職員さんもドアを開けて確認。

 

 

 

「んーーー、乗り上げてます」

 

 

 

終わった。

確かこれ、一発で検定中止のやつやん。

 

 

 

気を取り直しつつ試験場へ戻ると、案の定縦列駐車へ行くことなく反省会。

 

 

 

 

「ほんっっっとに惜しい!!!」

「あそこ(試験場に入るとこ)で一時停止したのも完璧でした!よく勉強されてます!」

「あれ(歩道乗り上げ)さえなければ、縦列して合格だった!!!」

「しっかりと練習してきたのも伝わるし、メリハリもあってすごく上手だった!!!」

 

 

と、職員さんが必死に慰めてくれる。

 

一方で頭の中は乗り上げたことがずっと堂々巡り。

掴みかけた本免一発合格。

 

 

悔しい。

涙が出そうなくらい歯痒い思いだった。

 

 

「これに落ち込まず、次回合格してくださいね」

 

 

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と受け渡されたのは不合格の烙印付きの書類。

 

 

 

待っていた奥さんに不合格だったことを告げると、涙がこぼれてしまった。

 

 

本当に悔しい。

 

 

次こそ受かってやる。

 

 

ちなみに反省会で職員さんが絶賛(?)してたポイントがココ。

 

 

 

どうやらコレが最後のトラップみたいです。

 

筑豊免許試験場で路上試験受ける人は最後まで気を抜くことなく、法令遵守に努めましょう!

 

 

一発試験3日目(本免学科試験)

 

仮免許試験合格を果たし、本面試験のために練習開始。

 

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上の用紙は仮免合格時にもらうので、5日以上の路上練習しましょう。

(ぼくは妻に同乗してもらいました)

 

 

学科対策は前日一夜漬け。

 

試験場へ向かう間はアプリで一問一答しながら最後の最後まで悪あがき。

 

学科対策はこれに尽きると思います。

 

 

今回は仮免初日と同様、学科試験を突破できれば、午後から路上での行う技能試験にコマを進めることができます。

 

 

本免学科試験は

 

■文書問題が90問(1問1点)

■イラストを使った危険予測問題が5問(1問2点)

 

が出題。

そのうち90点以上取れれば晴れて合格!

うーん、ハードル高い。

 

 

 

 

序盤に二輪車の問題が数問あり、ちょっとテンパりましたが、試験は無事合格

(終了後すぐググったら合っていたので安心)

 

 

 

合格者は思いの外少なかった気がします。

絶妙な引っ掛け問題が多いので、落ち着いて解くことが何より大事。

 

 

合格発表後は仮免の時と同じように職員さんから説明を受け、昼休みを挟んだ後、本免技能試験が始まります。

 

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一発試験2日目(仮免許技能試験②)

 

 

前回ふらつきで大幅な減点を喰らい、あっけなく終わった技能試験。

 

 

 

何度もYouTubeで予習。

もうね、悔し過ぎてイメトレはバッチリ。

 

 

学科試験はクリアしているので、今回は技能試験対策に集中できる。

 

 

そんなかんだで、いざ試験場へ向かいます。

 

 

 

今日の仮免受験者は4名。

順番的に最後だったため、3番目の受験者の試験中は後ろに乗らなければならないとのこと。

 

 

やったぜ、コースの下見も出来るやん♡

 

 

そんな3番手の受験者はもう複数回落ちているというマダム。

緊張が伝わってくる。

負けるな!!頑張って!!!!

 

 

 

と応援も虚しく、マダムは直進で左に寄り過ぎてしまい、職員さんにハンドルを取られてしまい検定中止。

 

 

切ない終わり方だった。

 

 

 

 

乗降場で反省会が行われている間、とてつもない緊張が襲ってくる。

 

 

気掛かりなのはハンドル感覚。

無駄にストレッチしたりして気を紛らわしていると

 

 

「ちんころさん、お待たせ!じゃあやりましょうか!!」

 

 

始まりの合図だ。

 

 

 

☑︎乗り込み前の安全確認

☑︎発進前準備

☑︎発進前安全確認

☑︎坂道の頂上付近からの下り坂【常に徐行】

☑︎クランク

☑︎S字

☑︎踏切【一旦停止&窓開けて安全確認】

☑︎見通しが悪い交差点【徐行】

☑︎坂道発進

☑︎指示速度【50km】

☑︎障害物

 

 

前回は体験すら出来なかった大きなチェックポイントも難なくクリア。

 

 

職員さんが持っているマークシートに何か記載される様子もないまま乗降場へ誘われ、エンジンを切り、降車したところで試験終了。

 

 

 

「ねぇ、なんで前回落ちたの?」

 

 

 

「前回は緊張と初めて乗る車というのもあってか、ハンドル操作が上手くできなくて、、、曲がったあとキープレフト意識しすぎてハンドル左に切り過ぎて、戻すのに逆に切りすぎて、みたいな感じでした」

 

 

「そっかそっか。いやー、なんで不合格になったのか分からなくてね、、、うん、合格です」

 

 

最大難関と言われる仮免の技能試験、まさかの2回目で突破。

 

 

今回試験前に同乗できたのは大きかった。

また、YouTubeの内容を頭に叩き込んでいた甲斐があった。

 

 

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無事に仮免許を発行され、窓口の職員さんから次のステップへの説明を受けます。

 

 

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ここから5回以上の路上練習をした後、いよいよ本免学科試験へ移ります。

 

一発試験1日目(仮免許技能試験)

 

昼休みの間、渡されたコース図を見ながら

 

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「ここで左確認」

「合図」

「巻き込み確認」

「坂の頂上からの急な坂道だから下りはずっと徐行だな」

 

と、記入しつつイメトレ。

 

時間に余裕がある人は、実際にコースを歩いてみることをオススメします。

 

 

 

時間になると、担当職員さんと顔合わせ。

軽い挨拶と試験概要、注意事項のすり合わせ後、

 

「◯◯さん、2番乗降場までどうぞ」

 

と、放送でお呼びがかかります。

 

 

さぁ、第二関門へ出陣です。

まじ緊張で吐きそう。

 

 

車の横で氏名の確認後、荷物をトランクへ。

 

「では、試験開始するので車に乗ってください」

 

と言われます。

ここから試験スタート。

 

 

■乗り込む前に車の周囲確認

■ドアを開ける前に後方確認

 

 

完璧だ。

 

 

いざ乗り込むと、後部座席には別の警察職員さん。え、ちょっと待って聞いてない。

 

 

 

気を取り直して、レバーがパーキングに入っていること、サイドブレーキが上がっていることを確認したらエンジン始動。

 

シートベルトを着用して、座席・ミラー調整が終わったら準備は完璧。

 

 

 

「準備ができました、お願いします」

 

「はい、それでは発進してください」

 

 

よっしゃ、任せろ!!

ルームミラー、左後方、左ミラー、右ミラー、右後方よし!!

 

 

発進!!!

 

 

 

までは完璧でした。

 

 

 

初めて運転する試験車。

ブレーキの踏み込み感覚はいいとして、ハンドル操作の感覚がいつもと違う、、、え、なにこれ。

 

 

外周最初のカーブや左折後、キープレフトを意識し過ぎてハンドルをちょっと左に回し過ぎた。

 

それを戻すのにまた逆にハンドルを回したりしたもんだから、ふらつき減点。

 

 

楽勝でS字を抜けた直後、職員さんから

 

 

「点数がなくなりました。戻りましょう」

 

 

との一声。終わった。

 

 

 

 

乗降場に帰還すると、ワンポイントアドバイスをくれます。

 

 

「ちんころさん、安全確認は完璧すぎるくらい完璧。でもね、曲がったあとのふらつきがね、、、」

 

と、裏紙に図を書きながら教えてくれました。

 

「また、次回頑張ってね」

 

と優しいお言葉。

 

 

 

窓口で次回の受験予約をして帰ります。

 

 

 

免許試験1日目(仮免許学科試験)

 

 

受付や手続きでかなり施設内を行ったり来たりするので、前にも書きましたが本当に時間にゆとりを持って行かれてください。

 

 

手続きを終えると、2Fにある学科試験会場へ案内されます。

 

 

普通に車校を卒業した若くてかわいい受験者がいっぱいいますが、ここはカッコつけず鬼の形相で試験開始ギリギリまで復習。

 

もうね、一問でも間違えれば命取りくらいの勢い。

 

 

 

準備が整い次第、警察職員の方々が入室してきて受験者は一旦後ろに行かされます。

 

席を指定されますので、自分の名前を呼ばれたら指定された席に座ります。

 

 

その後、マークシートの記入の仕方など教えてくれるので、分からないところがあれば手を挙げて聞きましょう。

 

 

 

 

試験は45問、時間は30分。

 

これを突破しなければ、次の仮免許技能試験には進めない。

負けられない戦いがキックオフ。

 

 

絶妙な引っ掛け問題がありましたが、手応えはバッチリ。

 

学科対策はAmazonで買った参考書で2日くらい。

 

 

実際に書店に足を運んで色々見ましたが、これが絵もわかりやすくて、視覚でも覚えやすい感じがしました(個人的にオススメ)

 

 

そのあとアプリで問題を解く、みたいなのを1日しました。

 

 

落ちていて解けば大丈夫。

時間が余ったら見直しも忘れずに。

 

 

 

 

試験後は、1Fの合格発表が行われるモニター前で待機します。

 

 

 

今回は自分を含め、5人中2人が次の技能試験へ進むことになりました。

第一関門突破。

 

 

 

合格者は午後からの実技試験に向け、手続きがあります。

一通り終わったら職員の方から説明があり、その後お昼休みを挟みます。

 

 

 

モニターに番号があった時は本当安心した。

でも、まだこれははじまりに過ぎない。

事前に準備しておく物

 
ぼくが住んでいる福岡では
 
筑豊運転免許試験場
筑後運転免許試験場
 
の二ヶ所で一発試験を受験できる。
電話予約は不要です。
 
 
 
当日までに準備するものは
 
☑︎本籍地記載の住民票
マイナンバー記載なし)
☑︎証明写真
(忘れても施設内に証明写真の機械あり)
☑︎筆記用具
☑︎印鑑
☑︎受験料
☑︎仮免受験対策
 
となります。
 
 
当日はまじで混むので、時間にゆとりを持って行くことをオススメします。